論点整理とは

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◆登記・測量のQ&A 第052号
 「論点整理とは」
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前回は「現況把握調査」について概要をお話ししました。

現況把握調査は、事前準備調査の中核となるもので、対象土地とその周辺
の土地の現況及び筆界特定に参考となる情報の収集と把握を行うものです。


「基礎資料・調査素図」を参考にしながら現況測量を実施し、現地での立
会、公共座標のデータ等、現地でできるだけ多く情報収集します。
というようなことをご紹介しました。

問い
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筆界特定による「論点整理」について教えて下さい。


答え
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事前準備調査によって得られた収集資料、現況把握調査の結果、申請人・
関係人からの聴取内容を整理し、筆界に関する論点(争点)を整理します。


現況把握調査の結果、作成した測量図その他の現況を示す図面に申請人等
が主張する筆界の位置を適宜の方法で表示し、図面に集約し、視覚的にも
争点を明確にする作業が必要になります。

論点整理は、申請人等の主張を整理し図面に表示することにより、その後
の特定調査での測量箇所、測量方法、測量費用の概算額の算出など、調査
の方向性を決定づけるものです。

実務上は事前準備調査と同時並行で進められることもあります。

<論点整理の内容>

1、事前準備調査によって得られた収集資料や現況把握調査の結果を1つ
の図面に集約して表す。

2、対象筆界についての従前の経緯について時系列表にまとめる。

3、申請人・関係人から聴取した内容を整理し1の図面や2の表と関連づ
けて表示する。

4、特定調査において測量すべき箇所、測量方法を決定し測量費用の概算
額を算出する。

(参考資料:「筆界特定完全実務ハンドブック」弁護士鈴木仁史著日本法
令)

もっと詳しくお知りになりたい場合には、お近くの土地家屋調査士におた
ずねください。

今回はここまでです。

次回は、「特定調査とは」について配信する予定です。

どのような内容なのか、楽しみにお待ち下さい。

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